だいぶ久しぶりに機材系のBLOGを更新!
ふと書きたくなるのがBLOGということで更新しようと思います笑
仕事でも書いてますが、
時間かけてじっくり書くのも良いかなということで、
最近メインで乗っている愛車「Chapter2 TOA」をご紹介!
目次
Chapter2 とは?
突然ですが、、!
皆さんChapter2というブランドご存知でしょうか!?
最初のさわりだけ簡単に書くと
一部のサイクリストやトライアスリートの方で知っている方はいらっしゃるのではないでしょうか、「ニールプライド」
その代表であるニールプライドさんの息子、「マイク・プライド」さんが人生第二章という意味を込めて立ち上げたのが「Chapter2」
ニュージーランドで企画開発される「フレームSET」しか販売していないメーカーです。
*完成車では売っていません。
通常自転車メーカーは完成車と言われる組み立てれば乗ることができる状態で販売するものがほとんどですが、Chapter2のコンセプトである世界に一台だけのBIKEをという意味が示すように、フレームSETから好きなパーツを組み合わせて世界に一台のBIKEを作ることができるのが、
所有欲を満たすChapter2のコンセプトであり工夫だったりします。
フレームのデザインもこだわりがあり、カーボン素材をクリア塗装で見せるデザインが施されているデザインも多く、カーボン柄は一つとして同じものがないことから、そこを見せることで世界に1台という意味合いを強くしていたりもします。
Chapter2サイトより引用
世界に一台のロードバイクが作りたくて
今回BLOGに書きたいと思うぐらいの内容なので、とても個人的に気に入っているBIKEである。
そんな前段はさておき、、笑
Chapter2のフレーム販売は大きく分けて2パターン存在している
「スタンダードカラー」と「リミテッドエディション」だ。
スタンダードカラーはブラックをメインにした生産数の多い車体。
それに比べリミテッドエディションは100台限定で生産されている。
よくいろんなBIKEメーカーで限定生産とうたい時々限定カラーを発売するが、Chapter2の場合最初から2パターンに分けることで所有欲や購買意欲を上げる仕組みが存在している。
その中でさらに細分化するとさらに
・「アーティストエディション」50台限定で販売する特別モデル
・「RTP」無塗装のモデル *当初はショップ卸売限定で出してたが現在は市販されている
上記2パターンが存在する。
今回私が紹介しているフレームは上記の中の「RTP」というフレームだ。
RTPフレームとは
RTPフレームとは、「Ready to Paint」の頭文字をとったもので、
ペイントができる状態であるフレームを指しています。
その名の通り下記画像のようにカーボン柄が見えているいわゆる素地状態のフレームです。
正直そんなフレームを販売しているメーカーなどなかなか聞いたことがないですよね!?
デザインしているマイク・プライドさんは元建築家でありデザイナーであるところからスケルトンの状態から使用者がデザインしどのように構築するかを試せる、「余白」を作っているのではないかなと私は購入した時に感じていました。
(私も元々は建築や内装をデザインする業界にいたので何か似た何かを感じて購入したというとこもあります)
話を戻し、塗装されていないということは自由にデザインができ、塗装した時点で「世界に1台のBIKE」が完成するということになります。
塗装のコンセプトを決める
塗装を自由にデザインできる!
それだけでワクワクしますが、自分でデザインしてできるとなるとさらにテンションが上がる!
元デザイン関係の仕事しててなんか良かったなと思える瞬間である。
上記は塗装職人の方に出したデザイン指示書
ミリ単位でどこになんの色を入れるか指示してその通りに再現してもらいます。
デザインを考えている最初期はChapter2に関係のない、ただただ好きなカラーをデザインしていました。
だが考えれば考えるほどそれで良いのか、、、?となっていきました。
ただの自己満足ではなく、人に伝え・説明が出来る何かが欲しいなと思いデザインを一から考え直すことに。
キーワードとしては
・Chapter2
・マオリ族
・神聖さ
Chapter2はニュージーランドのブランドでマオリ族の民族がらをフレームデザインに取り入れている事でも有名です。
調べを進めているとマオリ族の中で「グリーンストーン」は神聖なアイテムであることがわかり、これを取り入れずして何を取り入れるんだ!と思い大枠のデザインコンセプトは「グリーンストーン」にしました。
色も拘りました。
「石を磨くとグリーンストーンの鮮やかさが露出するような表現」にしたかったのでグラデーションを上から被せるように下側から塗装。
写真では白に見えますが実際はライトグレーです。(そんなの誰が気づくんだよ的なことをしてます)
見た方全員白であると言っていただいてるあたり、人間の目って面白いなと思います。
タッチアップ用に塗料を小さな瓶に詰めて職人の方にもらったのですが、面積を小さくするとグレーであると認識できて広く大きなものになると白であると認識する。
実験的で何か面白いフレームに仕上がりました。(だから誰が気づくんだよ)
いいんです
ここだけ自己満なんで笑
そしてシートチューブにはChapter2のロゴをグリーンで入れています。
ここの高さや幅もRディレイラーの高さと揃うようにデザインしています。
グラデーションのライトグレーで潰すという考えもあるんですが、重たい印象にならない様に空白を作っています。(だから誰が気づくんだよ)
そしてそして一番やりたかったのがボディーとハンドルのマッチペイント。
海外のライダーが行なっているのを見て、これはやってみようと思い取り入れました。
自転車のパーツはブラックが多くシマノのコンポで組む場合ブラックがメインとなるので、
シルバーの差し色と軽やかな印象が欲しかったので「SRAM RED etap 12s」を選択。
ホイールは以前から好きで使用している「ZIPP 303S 」45mmハイトのワイドリムのホイールです。
乗り心地は硬くも柔らかくもなくちょうど良いです。長距離やトレーニング時の強度の高いトレーニングでも足が残るようなバランスにしたいのでこの組み合わせで現状は落ち着いてます。
スピード重視ならファイヤークレスト以上が良さそうですね。
タイヤはチューブレスレディー28cを使用中〜!今後30cも試す予定です。
ロングもヒルクライムも出来てユーザー目線で制作されたハイエンドフレームって中々ないのでとても気に入ってます。
他のブランドはハイエンドほど硬くプロユースになっていくイメージですが、Chapter2にはそのコンセプトはないので、これからもユーザーに寄り添うフレームを作って欲しいなと個人的に思っています笑😀
皆さんも世界に1台のBIKE作ってみてはいかがでしょうか?
また機材の変更があり次第更新いたします!
また次のBLOGでお会いしましょう〜!
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