福岡県直方市にあるロードバイクショップ「TAMPER BICYClE」店長TOMOです!
今回は「バイクフィッティングコラム①」と題してフィッティングについて書いていこうと思います。
バイクフィッターを初めて1年以上が経過し
動画ではお礼を書きましたが、今年の頭にお店をオープンしてからバイクフィッティングをご予約いただき、お越しいただいたお客様の人数が60人を超えました。とても嬉しいと言う思いと、遠方からそして他県からもお越しいただき感謝の気持ちでいっぱいです、、!!!
ありがとうございます!!
今回この記事では60人以上ポジションを見てきて見えてきたポジションについての考察とヒントを書いていこうと思います。
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目次
1:初期設定で起こるポジション問題
ここで簡単な質問です。
皆さんのポジションどのように決めましたか?
・フレームサイズ
・サドルの高さ、位置、角度、幅
・ハンドルの高さ、位置、角度
・ステムの角度、長さ、位置
・ブラケットの角度、位置、傾き
簡単にあげるだけでもロードバイクのポジションで調整できる箇所や要素はとても多いです。
多くの方はショップで購入してそのままか、または感覚で納車後に微調整した状態だと思います。
上記のことを踏まえて今から書くヒントや考察はフレームサイズが合っている方前提となります、興味がある方はぜひ読んでみてください。(なのでフレームサイズの選び方については省かせていただきます)
2:多くの方が下記のポジション設定になる
バイクフィッティングを行なっていて多くの方8〜9割の方は下記のようなポジション設定になっています。
- ハンドル荷重
- サドル前乗り(サドルが前方にある)
- 腕がまっすぐ(腕、肩の緊張が高い)
- ハンドル,ステムを交換しない前提でポジションを出している(一体型のハンドルは要注意)
*一例としてSNSにUPしている動画の一コマを貼っておきます。

写真ではフィッティングの前と後を表しています。
1:ハンドル荷重
まずハンドル荷重になる要素としていくつか考えられることはあるのですが、
なぜそうなるかというと、順序立てて書くと下記のようになります。
1:引き足がうまく使えない状態で荷重が大きくかかり踏み倒しやすい位置にサドルを持っていく(サドルが前方にいく)
2:ハンドルステムは交換しない程で調整するのでステムを下げるまたは変更しない
3:上半身がリラックスできない状態で踏みやすい位置にするので上半身の負担が上がる
4:上半身を支えるため手を伸ばし体重を手で支えるようなフォームになる
私もそうでしたが基本的に皆さん引き足を使い綺麗なペダリングが初期状態で出来ないため、
強く踏み倒しやすい場所にまずポジションを持っていき、そして上半身の荷重を手で支えると言うフォームになるのです。前乗り気味にした方が踏んでる!進んでる!という感覚が強くなるからです。
多くの方が、先ほどの上記の写真のようにステムを取り付けたコラム位置(ピンクの線)より前に頭があるのです。
一つ誤解をしてほしく無いのですが、前に出ていることが悪であると言う意味では全くありません。
(レースの距離などを考慮して逆にそう言うポジションに持っていく場合もあります)
逆に言えば体幹をあまり使わず、ペダリングするポジションにしてなくても乗れるポジションということにもなるので、半ば自然とハンドル荷重ポジションになっていきます。(私のポジションも最初そうでした)
2:サドル前乗り+サドルが前方にある
次にサドル位置について
なぜ皆さん前にサドルがいくのかということです。
上記にも触れていますが、ハンドル・ステムを交換しない程(コストアップしない方向)でポジションを組むとどうしてもサドルが前方に行きがちになります。
(逆に後ろ過ぎる方はフレームサイズ・シートポストのセットバックを再度検討し変更することをお勧めします)
ポジションを合わせるではなく、「ハンドルとステムの長さに自分が合わせに行っている」
が正しいところになります。
通常人間側に合わせるべきものをハンドル周りに合わせることでまず下記のような悩みが出ます、
・ブラケット部分しか持てない、または届いてない
・ハンドルの手前ばかり持っている、ブラケットを持つと長く走れない
・下ハンドルが持ちにくい
ポジションが合っていて、ハンドルのスタック・リーチが合っていれば
どのハンドルポジションで握っても持ちやすいです。
どこかが持ちづらいならば何かが間違っていると気づくことができます。
なので本来するべき手順として、
ポジションの構築の最初にすることはサドル位置の決定です、綺麗にくるくると自然に回せる位置がどこか決めて
それに合わせてステムやハンドルの長さを合わせます。
そうしないと本来必要な「綺麗にまわす」から遠のいてしまうからです。
ポジションがしっくりきていない場合現状のステムとハンドルに合わせにいくのは間違い
なのでポジションを出す場合、
1:サドル位置をまず確定する
2:その後ハンドルの距離・高さを決定する
が正しい順序になります。
コストが少しかかっても悩みがある状態で漕ぐよりフィッティングを利用しパーツを変えてしまった方が楽になると思います。
ストレスや悩みがある中でサイクリングするほど憂鬱なものはありません。
3:腕が真っ直ぐ
次に腕が真っ直ぐなり腕かたが詰まる理由について
体幹をうまく使えるセットアップすると上半身が楽になります。
ですが、1、2で書いている通り、前方に詰めてハンドル基準でセットアップすると腕肩周りの余裕がなくなり、手を突っ張る、または極端にステムを下げるしか逃げ道が無くなります。
なので2で述べた通り、あくまでサドルを決めてからその他をきっちり詰めていくという手順になります。
4:ハンドル,ステムを交換しない前提でポジションを出している
こちらも多くのポジションの悩みを生む問題。
頭の片隅ではハンドルまで遠いんだよな、、近いんだよな、、と思っている反面、変えずに試行錯誤するというのがあるのですが、半分しょうがないのかなと思ってしまいます。
お店で買った場合、おすすめのサイズとして納車されている場合、いろんなサイズが合っていると誤認します。
プロが勧めてくれたもの=合っているもの になりがちだからです。
違うBLOG記事にも書いたことがありますが、あくまでお店は乗れる可能性があるサイズ感の中で微調整して納車しているだけです。そのポジションでOKだという意味では無いです。
(余談ではありますが、メーカーが出しているフレームサイズの適正身長はあくまで目安でありあまり役に立ちません。同じ身長でも手と足の長さが違いますよね)
まとめと余談
読んでいる方の中で該当する項目がもしかしたら合ったかもしれません、ぜひポジションを見直してみてください。またどこかに痛みが出る場合理由が絶対にあります。
サドルの高さ、位置などで改善する場合もあれば、足の向き、角度、傾きで解決する場合もあります。
パターンは多くありますので、悩む前にぜひご相談くださいませ!
そして余談ですが、「これはやめておいた方が良い」という情報を最後に書こうと思います。
フィッティングを受ける方で3名ほど完璧にフィッティングできなかった方がいらっしゃいました。
その方に該当したのが、コラムを全切りされた中古車体を購入していることでした。
既にポジションが出ていてスタック・リーチの知識がある方はコラムがカットされた車体を購入しても良いですが、知識がない方は絶対に買わない方が良いです。
いくらカッコ良く憧れていたモデルが安かったとしても、落ち着いて違う車体を探した方が良いかと思います、、😢
コラムを切るタイミングはポジションがかたまってから!
すぐ切らない、慌てない!がベストな判断だと私は思います。
バイクフィッティングは何かものが手に入るサービスとは違いますが、
ストレスを無くす大きなきっかけになります。
ぜひライドライフを楽しくしてください!😃
ご来店お待ちしております。
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