ロードバイクのサイクルウェアコーディネートについて考えてみる

TAMPER

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オリジナルウェア・セレクトアイテムブランド「 TAMPER 」を立ち上げました!オーダー・購入は下記より!(即納商品有り!要チェック)

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LATTE
こんにちは!こんばんは?メッセンジャーを本業にしながら、サイクルウェアをデザインしています。LATTEです。

皆さん、ロードバイクやクロスバイク・ピストバイク、自転車に乗る際にどのような格好で走っていますか??

すぐに想像ができるのが下の写真のような格好でしょう。

そう、「サイクルジャージ」「ビブショーツ」と言われる自転車に乗るのに特化したファッションであり、自転車界のスタンダードになっている格好です。

私も最初に長距離の練習やライドをする為に、必要だと思い半袖の「サイクルジャージ」と「ビブショーツ」を最初に購入しました。

「自転車に乗る際に必要なアイテム」と言った考えが何故か知識として頭にありました。

目次

サイクルウェアは何故必要なのか

最近、個人的に「 TAMPER 」というサイクルウェアブランドを立ち上げウェアのデザインをしています、

その際に他のブランドやカラー・コーディネートを参考に私のブランドで必要な要素や差別化するべき点がどこなのか考えています。

そこで、調べたからこそ最近思ったサイクルウェアの疑問点やウェアコーディネートする上で個人的に疑問視している要素を上げたいと思います。

是非読んで見て下さい。

(*先に記載いたしますが、下記にあげたことは個人的見解ですので何がどうというわけではありません。参考程度に参照して見て下さい)

サイクルウェアのシルエットと機能について

そもそもサイクルウェアが何故、最初に上げたような写真の見た目やシルエットで製作されているか考えたことがありますか??

私は正直最初に購入した時、「自転車に乗る」=「こういう格好」といった、自分が得た情報と、ある種のマインドコントロールのようなもので自転車に乗る際の格好を想像し、勝手に思い込んで購入していました。

何故あんなに、ピチピチしているのか。タイトなシルエットなのか。前のジッパーは閉めなきゃいけないのか。

私服とは違う要素が多すぎるにも関わらず、特に疑問点も持っていませんでした。

それは、何故なのか。

ウェアの良さはいくつか簡単にあげることが出来ますが、

最終的に鍵となるのはこのワードです。

「 タイム = 時間 」

そう、そもそもサイクルジャージは一般の人(ユーザー)が着て走るという事がベースではなく

プロ選手が最速最短で1位を目指す上で必要な機能を詰め込んだファッションが現状のサイクルウェアの形を導き出しているのです。

最速タイムを目指す上で天敵になるのが、「ストレス」でしょう。

身体をベストなコンディションで保つには、少しでも外的要因含めストレスを少なくする事が鍵になりますよね?

・汗をかいてべたつきたくない・気にしたくない

・マタが擦れて痛くなりたくない

・体温調整を手軽に

・運動時に衣服のズレがない

・ファッションとして成立させつつも、スポンサーアピールの為の最低限の広告的面積がいる

上記のような、マイナス要素?をプラス(快適に)に変える為に、

「サイクルジャージ」は存在してると行ってもいいでしょう。

ですが、時間に縛られず、競技志向ではない方が大半なサイクリスト界で何故ビブショーツ・サイクルジャージなどが必要になってくるのでしょうか。

私が思うに、プロが使っている=いいもの という考えと、そんなに良いものなら試したいという欲求、プロが使ってるなら、、真似したい!という要素の脳内再生が購入へと導いています。

サイクルウェアのカラーとデザインについて

次はカラーです。

先ほど出たように、プロ選手が着ているウェアに関しては、

スポンサーという縛りがあります。

そこから生まれる企業カラーと、企業LOGOのバランスで出来上がっています。

それに比べて、プロ選手ではない私たちサイクリストは、

そもそもウェアのカラー縛りなどはありません。

縛りがないからこそウェアのコーディネートを全力で楽しむ事ができます。

カラーとファッションの流行

ファッションの世界では「流行」というものがあります。

ハイファッション(柄物や派手なもの)とモードファッション(単色コーデ 全身真っ黒など)の流行の波を繰り返しながら、時代の刺激を受けつつ、小さな変化を繰り返しています。

これはロードバイク界にも言える事で、最近では、やはり

「Rapha」などが人気になっているのは、モード感の強いファッションが日本で流行っている影響かもしれません。

ですが、

国が違えば、考え方も違う、

はたまた流行っているものも違う。

アメリカやイタリアなどのブランドを見てみると、単色の物を流行りに合わせて販売したりするブランドもありますが、

それが全てではなく、「柄物」が意外に多く見れたりします、

どちらかというと「柄物」というより「アート」的グラフィックアプローチが多いです。

なので、柄物のウェアを着ているというより、

一枚の作品を身につけている印象の方が強いです。

でも、日本のウェア店、例えばワイズロードさんなんかには、売っていません。

何故なのでしょうか?

簡単に言えば、「売れないから」だと思います。

主張性や自ら発信する事に対して、少しマイナス要素を感じてしまう、

日本人の特性上

「アート的な物」というより

「派手なもの 目立つ物」

という思考性が先に行ってしまうからです。

なので、一部では着ていらっしゃる方もいるかも知れませんが、

大半は、シンプルで落ち着きのある単色を選ぶのです。

(シンプルな物は無難でコーディネートしやすいメリットもあります)

一般ファッションとサイクルウェアの流行りは混ぜれるのか?

とても個人的な意見であり趣味思考が絡んでくる事になりますが、

モード的アプローチをするということは、単色でのアプローチが基本となり、

柄が入った物に比べてどこかメリハリが少なく感じます。

さらに言えば、自転車ウェアでは普通のファッションと違い、「素材」などもある程度限られてきます。

有名なブランドで、ファッション界に激震をもたらせたブランド

「コム・デ・ギャルソン」というブランドがあります。

下の添付画像は、「黒の衝撃」と言われ、今では当たり前な真っ黒ファッションは、発表された当時とても衝撃的でモードコーデという位置付けを切り開いたファッションとも言えるでしょう。

ですが、現代の「モードファッション」もそうですが、

素材感やボリュームで遊ぶ事ができます。

なので、単色縛りを設けても変ではないのです。

自転車ファッションはどうでしょうか、ボリュームを増すなんて御法度に近いでしょう。

その中で、柄を入れずに単色感を強めると、

「ウェア感」というより

「全身タイツ感」が増す原因になります。

それは何故かというと、

・ウェア特有のピチピチのシルエット(単色でパツパツピチピチと言えば。。から連想できる想像)

・自転車を乗る際に小物を身につけないサイクリストにとって、差し色を入れる場所が限られる: 例えば、ヘルメット・サングラス・靴下 (バッグ・アクセサリーをあまり持たない)

・素材感で遊べない(艶のある無しはあってもその他は無いに近い)

・シルエットやボリュームで遊べない(空気抵抗が増えて走りずらい)

故に、、!

いい意味で捉えれば統一感がありシュッっとしてますが!

悪く捉えればノペッ、、、としてしまうという点があります。

(半袖になればなるほどその印象は強くなるでしょう)

なので、単色コーデ(全身同じ色のコーデ)というのは、自転車界に限っては、

一見楽に見えてコーディネートを難しくしています。

じゃあ逆に「柄物」多くすれば、良いんじゃないか!と思いますが、

「柄物」の主張性に頼る事が出来てある意味楽ができますが、

ライダーの印象が薄れ、印象の強いウェアを着た主張の強い印象を与えてしまうという懸念があります。日本人がある意味苦手とするエリアに入り込むのです。(主張が大き過ぎて恥ずかしいというやつ)

ウェアを選ぶのも、愛車(自転車)に乗るのもライダーであり、ユーザーの方がやはりメインです。

自転車ファッションでは、ウェアの主張性とユーザーの主張性とのバランスが私はとても大事だと思います。

私生活とサイクリストファッションのバランスを考えてみる

私のメインの仕事は「メッセンジャー」です。

お客様の要望でその日に、自転車に乗り集荷・お届けする配送業です。

そこでは、「接客」という要素があります。

正直、私は接客業にサイクルジャージは向いていないと思います。

自分が快適でも、お客様の中には不快だと思う方がいると思うからです。

少し下半身がパツパツもっこり、、している格好でお客様の会社に入って行く、、

私はその格好が悪い!とは思いませんが少し抵抗を感じます。。。。

私は、客観視が全てだとは思いませんが、

自分の自由度(ここでは好きなお店に入る、気軽にライドするという行為のこと)をあげるにも、

固定概念でただ考えるのでは無く、

ライドする際の「ちょうど良いファッション」を自分で探す必要があると思います。

本当に必要なコーディネートが何か考えてみるとより一層楽しくなる

そもそも人によって走り方が違います。

距離によっても・行く場所によっても・休憩の仕方含め。

ユーザーの方々次第で、いろんなシュチュエーションがあります。

なのに、大半は見た目が一緒なのは何か変な気がします。

私の場合、走る場所とシュチュエーションによって見た目を変えます。


□街の中を走る・好きなカフェや休憩場所に行きたい(ラフさと快適性を優先したい)場合下記の様な格好をしています。

上:Tシャツの上にサイクルジャージやジャケット(長袖or半袖)

下:ハーフパンツに柄物の靴下ビンディングシューズ(SPD)寒ければタイツ系を足す

因みに写真で、写っている迷彩ぽっいカラーの上着インナーはサイクルジャージです。

使い方が違う様に思えますが、とても快適です。高機能で刺しカラーにできるインナーだとおもえば、使い道は増えますし、着方の工夫が増えると思います。


長距離を走りたい・レースイベントに出たい休憩はコンビニで簡易的なものでいい場合(速さと快適性を優先)

上:サイクルジャージとウィンドブレーカーやジャケット

下:ビブショーツと、寒ければレッグウォーマーやタイツ系+柄物の靴下ビンディングシューズ(SPD)

最初に説明した通りに、タイムや距離的時間が影響する場合は、

プロ選手と同じ様な格好をします。それがベストな快適性を出すからです。

余談ではありますが、イベントなどであれば、レーパンなどのパツパツな格好をしていても恥ずかしくないです。

何故か。

周りが同じ格好をしているからです。

同じ要素が集まれば、それは気にならなく無くなります。

街中や少しおしゃれなカフェにレーパン姿で入るのに抵抗がある方は、上記にあげた現象と逆のことが起きてるから、恥ずかしさが出るのです。

TPOがずれれば、気持ちにズレが生じるのは当たり前な話ではあるのですが、

私も最初そうでした、自分がよければ周りにどう思われてもいい。自転車に快適に乗れればなんでもいんだよ!という考え方が最初ありましたが、

メッセンジャーを初めてからは考え方を変えて、「必要なファッション・場所・要素」を考えて自転車ファッションを楽しむ様にしています!

私が求める自転車ファッション

私は、自転車ファッションを全力で楽しみたいと思っています、

そして概念にとらわれる気がそもそも無いです。

最終的に私が求めているものをまとめると。

・カラーの「主張性」と「ユーザー」とのバランス

・ライド時の快適性という名の「選択肢」

・自転車ウェアの使い方と幅

になります。

私が求め製作する「 TAMPER 」というブランドでは、

上記の内容を重要視して、男女ともに着る事が出来、モードとハイファッションのバランスを

考えた、「丁度良い」デザインのグラフィックワークを行い展開して行こうと考えています。

是非、今後もチェックして見てください!

明日1/3、13時以降にオーダースタートいたします。

オーダー量に限りがござます。上限に達しましたら、オーダーをストップいたします。。!

BLOGトップページリンクよりご覧ください!

(第一回目は終了しました。第2回目は2020年5月後半からスタートいたしますので、是非メルマガとう登録してみて、最新の情報をチェックしてみてください!)

 

 

長くなりましたが、読んで頂き本当にありがとうございました。

それでは、次の記事やYOUTUBEでお会いしましょう!

LATTE