今回は「カンチブレーキ 」について。
今やキャリパーブレーキ・ディスクブレーキに主流は変わり、カンチブレーキは少なくなっている現在。しかしブレーキのタッチが好みで、シクロクロスシーンや通勤車などなど私含めあえて使用する人もいる。
「アナログ感・プロダクトとしての完成度」「タイヤバリエーションの豊富さ」「ブレーキシューの種類の豊富さ」いろんな要素を含め、使っていて楽しいカンチブレーキ 。
オススメカンチブレーキシューは下記⤵︎
ですが、、、^-^;;!!!!
とある問題点もある。。。。それは、、、
カンチブレーキ の構造からくる厄介な「固着」問題。
目次
カンチブレーキ の構造
そもそもカンチブレーキ は、カンチブレーキ 専用フォークにブレーキを取り付けることで成り立っている。
下のなんとも言えない手書きを見てもらえればわかりますが、、笑 取り付ける構造は下記となる。
AフォークにB台座を取り付けるネジ穴は時計回り右回転で締め。
Cブレーキを本体を台座にDネジで取り付ける際も時計回り右回転で締める。
これによって何が起きるか、メンテナンスを行っていれば大丈夫であるが、締めすぎ・又はサビにより固着が出てしまった場合、同じ方向で回転しまうためCブレーキ側にB台座がついたまま外れてしまうなんていうことが起きる可能性がある。。(中古で買ったため私はそれが起きた)
そうなってしまうと、パワープレーでB台座を何かに固定して、Cブレーキを取り外すことになり、台座をダメにしてしまう可能性がある。
私はこの時、ENVEのフォーク終わった、、、。買い換えんとな、、、。と思いました。
高いフォークなのに、、。
-ちなみにENVEとは-
高強度、軽量、高剛性、エアロ効果 – エンヴィ独自の製法
カーボンファイバー製造は、トレードオフのゲームのようなものです。新しいホイールを追求する場合、以下のような質問に答える必要があります。
- 最高の強度を確保しながら、最も軽量なホイールを得るにはどうしたら良いか?
- 乗り心地を犠牲にすることなく、高剛性で効率の良いホイールを得ることは可能か?
- 毎日ホイールに乗る場合、どのくらいのメンテナンスが必要か?
つまり、エンヴィで取り組んでいるのは、トレードオフをいかに減らすかということなのです。あらゆる要素を確保すること。軽量で強度も剛性も高く、乗り心地も良く、速くて安定性に優れ、耐久性があり、メンテナンスを必要としないホイールを製造すること。私たちは、「レース専用」のホイールの正当性を信じてはいません。お手持ちの最速のホイールは毎日乗るためのものであるべきだと考えています。
トレードオフをすることなく日常的に使用するレースホイールを作るためには、高い技術力が必要です。エンヴィのホイールが競合他社のホイールと異なるのは、そのためなのです。
*ENVEサイトより引用
簡単に言えば、高強度で軽量な剛性の高いカーボン製品を生み出している最高なブランド!
ショップに駆け込んで見る!
同じフォークを取り扱っているショップに駆け込んで見る。。
だがしかし、、メーカーにも台座パーツだけは無く、そもそもカンチブレーキ 用のENVEフォークは生産終了しているとのこと。。
もうおしまいじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ
叫びたくなった。
ブレーキだけなら買い換えれば済むが、台座がないのであれば、もうどうしようもない、、、。
諦めない
だがしかしのしかしのしかし!x100
こんな高いフォーク早々手放してたまるかということで。。
ブレーキ台座だけを探して見ることに、すると、、、
アマゾンにこんなものが、、!!!!
試しに、ブレーキのネジ穴の径を図り、恐らく8ミリ(M8)と予想し購入して見ると、、。
ぴったり合う!!
ぴったり合うううううう!!!!
諦めて、捨てようと思っていたENVEフォークが復活!
復活したおかげで、雨の日悪天候の仕事でかなり活躍してくれている。
TomonariMiyauchi
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